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- 2024年9月27日
- 差し歯が取れてしまった
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差し歯が取れてしまった場合・・・
突然外れる事も多い差し歯ですが放っておいて大丈夫?
今すぐにでも、診てもらった方がいいのでは?
むし歯になりませんか?
こういった質問も多くいただきます。
なるべく早急に受診することをお勧めしておりますが、
すぐに受診できない場合は、脱離した箇所が折れないように硬い物は避けるようにしましょう。
また、磨き残しが付着しやすくなっているので
しっかりとブラッシングをしてください。
ケース1
高齢の方で久しぶりの友達との食事会があり
どうしても前歯が抜けている状態は困りますのでなんとか歯抜けの状態では避けたい
という方がお見えになりました。
治療法
この方の場合、歯根の量が少なく再度差し歯ができる程の歯根が残っておらず、もう一度土台から作るのは難しい状態なので残根を残し、義歯に増歯修理を行う治療をさせていただきました。
ケース2
差し歯が脱離してしまった
治療法
試適して可能な場合には再装着を行います。
- 速やかに歯科医院へ連絡
まず、差し歯が脱離した場合はできるだけ早く歯科医院に連絡し、予約を取ることが重要です。時間が経つほど、周囲の歯や歯肉にダメージが及ぶ可能性が高まります。
- 脱離した差し歯の保管
脱離した差し歯は再利用できる場合があるため、清潔に保つことが重要です。以下の手順で保管します:
- 脱落した差し歯を見つけたら、汚れを軽く水洗いします。石鹸や化学薬品は使用しないでください。
- 清潔なティッシュやガーゼに包んで保管することも一つの方法です。
- 応急処置
- 脱離部分を清潔に保つために、軽く水でうがいをします。
- 痛みや不快感がある場合は、市販の鎮痛剤を使用することができますが、歯科医師に相談してから使用するのが望ましいです。
- 歯科医での治療方法
歯科医院での治療方法は以下の通りです:
- 再装着: 脱離した差し歯が無傷で、支台歯(差し歯を支える歯)にも問題がない場合は、再び接着剤を使って装着することが可能です。
- 支台歯の修復: 支台歯に損傷や虫歯が見られる場合は、まずそれを治療しなければなりません。必要に応じて支台歯を補強するための治療が行われます。
- 新しい差し歯の作製: 差し歯が破損している、もしくは再装着が不可能な場合は、新しい差し歯を作製します。この場合、型取りや色合わせが必要となるため、複数回の通院が必要です。
- 再発防止
再度差し歯が脱離するのを防ぐために、以下の点に注意します:
- 適切な口腔衛生を維持する。
- 硬すぎる食べ物や粘り気の強い食べ物を避ける。
- 定期的な歯科検診を受ける。
差し歯の脱離は不快でストレスを感じることが多いですが、適切な対処と治療を行うことで、再び正常な状態に戻すことができます。早めの対応と歯科医師の指示に従うことが最も重要です。