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- セルフケアを実践しよう!歯垢のおはなし
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- 2023年11月17日
- セルフケアを実践しよう!歯垢のおはなし
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歯垢ってなに?
歯垢はお口のトラブルになる細菌のかたまりです。
歯垢は歯の表面に付着して増殖する細菌のかたまりです。
1㎎の歯垢には約2~3億個もの細菌がいるといわれ、むし歯や歯周病、口臭などの原因となります。歯垢とお口の関係
歯垢はどこに残りやすいの?・・・みがきにくい奥歯や歯間です。
歯垢は粘着性が強く歯の表面に付着するので、うがいでは取り除くことができません。
特に奥歯の噛み合わせや歯と歯の間などのみがきにくい部分に残りやすいので、注意が必要です。歯垢が残りやすいのはここ!
- ・奥歯の噛み合わせ
- ・歯と歯の間
- ・歯と歯ぐきの境目
- ・歯ならびの悪いところ
歯垢を残さず落とす(実践編)
■実践ポイント①
歯ブラシはお口のすみずみまで届き、歯垢をしっかりかき出せるものを選びましょう。
気になる症状や目的に合わせて、自分に合ったハブラシを歯科医院などで相談して選びましょう。
ハブラシ選びの3つのポイント
・ヘッドの大きさは自分のお口に合ったものを。
ヘッドの長さは上の前歯2本分が目安。お口の中で動かしやすいものを。・毛のかたさは歯ぐきの状態に合わせる。
歯ぐきが健康なら「ふつう」や「かため」。出血するようなら「やわらかめ」のタイプを。・ハンドルは握りやすさに合わせて選ぶ。
ハンドルの動かしやすさなど、握ったときにフィットするものを。■実践ポイント②
デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間の歯垢も落としましょう。
歯と歯の間の歯垢は、ハブラシだけでは取り除くことができません。
デンタルフロスや歯間ブラシにはさまざまなタイプがあるので、自分に合ったアイテムを選びましょう。【歯間部の歯垢除去率】
・ハブラシ・・・58%
・ハブラシ+デンタルフロス・・・86% 歯垢の除去率が
・ハブラシ+歯間ブラシ・・・95% グンとアップ!ハブラシとデンタルフロスのつかいかた
ハブラシの使い方の3つのポイント
① 毛先を歯面にきちんとあてる
歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間にきちんとあてる。
② 軽い力でみがく
毛先が広がらない程度で、重さにすると150~200g。
③ 小刻みに動かす
5~10㎜を目安に、1本ずつ丁寧にみがく。
ハブラシは毛先が開いたら取り替えましょう。
毛先が開くと、歯垢除去率が下がります。
取り替えの目安は1ヶ月に1本です。【ハブラシの植毛部の開き具合と歯垢除去率】
ハブラシが開いていない状態・・・100%
ハブラシが開いている状態・・・62.9%デンタルフロス
色々な種類の物があります。
それぞれの特徴
ホルダー付きタイプ:はじめての人でも使いやすい手軽なタイプ。
ロールタイプ:より細かい操作や力の調整がしやすいタイプ。
歯間ブラシ:歯と歯のすき間が広い部位に適したブラシタイプ。
デンタルフロスの使い方のポイント
ロールタイプ
デンタルフロスを40㎝くらいに切り、両手中指に巻き、15㎝くらいに張る。
↓
親指と人差し指ではさみ、指の間を1~2㎝くらいにする。
↓
歯と歯の間に、小さく動かしながら、ゆっくり入れる。
↓
歯の側面(左右ともに)沿って、上下に2~3回動かす。
↓
小さく動かしながら、ゆっくり取り出す。ホルダー付きタイプ
ホルダー付きタイプの操作は、ロールタイプと同じです。
セルフチェックをしてみよう!
「予防歯科」は日々の習慣が大切です。
まずは、自分が日頃どのようなケアをしているか、チェックしてみましょう。・どのくらいの頻度で歯の定期的な健診を受けていますか?
□半年に1回以上 □1年に1回程度 □ほとんど/全く受けていない
・歯科医院などで歯みがき指導を受けたことはありますか?
□ある / □ない
・「フッ素」配合のハミガキ剤を使っていますか?
□毎日使っている □時々使っている □使っていない(気にしていない)
・奥歯や歯間の汚れを意識しながら歯みがきをしていますか?
□いつも意識している □時々意識している □意識していない
・歯みがき後はできるだけ少量の水ですすぐことを意識していますか?
□いつも意識している □時々意識している □意識していない
・デンタルフロスや歯間ブラシを使っていますか?
□毎日使っている □時々使っている □使っていない
・夜、寝る前に殺菌剤配合のデンタルリンスを使っていますか?
□毎日使っている □時々使っている □使っていないよくできています もう一息です がんばりましょう
「よくできています」が増えるように、正しい学び、習慣にすることで、
「予防歯科」を実践しましょう。LION パンフレットより引用