伊勢市⾺瀬町の⻭医者「杉原⻭科」｜⼀般⻭科・⼩児⻭科・矯正⻭科

誤嚥性肺炎とは

日本人の死亡原因の第三位！
死亡者の９５％以上が６５歳以上でありその多くが誤嚥性肺炎なんです。

原因

口腔内細菌が肺へ入ってしまうことです。　＜誤嚥＞という言葉から食事中などに食べ物や飲み物を誤って気管に　入り込むことで起こると　考えられがちですが、原因はこれだけではないのです。
実際は睡眠中などに口腔内の細菌が気管から肺へと流れ込んで起こることが多いのです。
高齢者の肺炎は呼吸不全になりやすくまた心不全を伴うこともあり早めの発見、予防が大切です。
こんなことはありませんか

• 飲み込むときに痛みがある
• 物を飲み込みにくい
• 食事中によくむせる
• 食事のあと声がガラガラになる
• 食事が終わった後に食べ物はまだお口に中に残っている

これらの症状があると誤嚥性肺炎の予備軍です。

予防が大切

 口腔内をきれいに保つこと【口腔ケア】が大切です。
食べかすが残っていたり入れ歯の手入れがきちんとされていなかったりすると口腔内の中で細菌が増殖します。
歯磨きは歯だけでなく、頬粘膜や舌、口蓋も合わせてきれいにする必要があります。
口腔内をきれいに保つこと、口の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
嚥下体操、舌体操、唾液腺マッサージなどを衛生士と共に行っていきます。
当医院では個人に合わせて口腔ケア、口腔機能改善するお手伝いなどをさせていただいております。
ご希望に合わせて月１～4回まで選択していただけます。
施設、ご自宅に訪問させていただきますのでお気軽にご相談ください。

【費用・保険について】*口腔ケアのみの金額であり、1割負担の場合です。その他特例があります。
○介護保険をご利用の場合・・・３５５円/回
○医療保険をご利用の場合・・・３６０円/回

杉原歯科　伊勢市馬瀬町３５２－２　0596-35-0805

入れ歯と誤嚥性肺炎の関係性

部分入れ歯でカンジタ菌増殖！！
合っていない入れ歯を使っていませんか？？

誤嚥すると必ず肺炎になるのではなく、誤嚥した食物や唾液中の細菌量とお体の免疫防御機能が関わっています。
不潔な義歯を装着していると、デンチャープラークという義歯の表面に細菌のかたまりを形成します。清潔で入れ歯を装着し、健康なお口の状態を保つことは誤嚥性肺炎予防に大切なのです。
同時に、適合の良い入れ歯を装着し、お口の周りの筋肉をよく動かすことで、口元が引き締まり、表情が豊かになります。それに追随して、咀嚼嚥下機能に関わる反射や筋力も維持できます。前述の通り、嚥下は食物が口に入る前から始まっています。食の楽しみをいつまでも持ち続けるために、見た目よく、清潔で、噛める入れ歯をおすすめします。