伊勢市⾺瀬町の⻭医者「杉原⻭科」｜⼀般⻭科・⼩児⻭科・矯正⻭科・訪問歯科

 
お子様が口を開いたままポカンとしているというのが気になっている親御様も多いのではないでしょうか。
テレビや遊びに夢中になっている子供たちに一生懸命に声をかけます・・・

「ほら！また開いている」
「お口閉じて！」

そのとき一瞬は閉じるけど、数分後はまたすぐにポカン・・・

知らず知らずのうちに口呼吸になってしまう“お口ぽかん”問題。
多くのメディアで取り上げられたことで親御様たちはさまざまなリスクがあることを知りました。

今回の「ガムを噛む、という健康法」は、そんな“お口ポカン”問題を自然に解決する可能性を秘めた情報です。
健康へのさまざまなメリットがあることから、繰り返し語られてきた噛むことの重要性。実は今これまでにないほど、大きな注目が集まってきているのをご存じでしょうか！

“お口ポカン”は放っておけない！！

リスク①　歯周病や虫歯が増える、または進行しやすくなってしまう
リスク②　口腔内が乾燥することで口臭の原因になる、免疫力が低下する
リスク③　学習能力が低下する

このようにさまざまなトラブルが発生しやすくなります。

そんな“お口ポカン”問題を自然に解決する可能性を秘めているのが、ガムを噛む！！習慣作りをすることです。※画像あり
ガムを噛むことで下記のようないいことがたくさんあります。

歯の清浄作用

ガムを噛む時に出る唾液には、口の中に残った食べかすや細菌を取り除き、口腔内の清潔を保つほか、病原菌に対する抗菌作用や、口腔内を虫歯ができにくい環境に整える働きがあります。
また、ガムを噛むことで唾液の分泌量が増え、清浄作用が高まりガムの粘着効果で、ある程度の食べかすを取ることもできます。

美容効果

ガムを噛むことで笑う時などに使われる表情筋が鍛えられるということも言われています。シワやたるみ、ほうれい線の予防につながります。唾液には新陳代謝をアップするホルモンが含まれており、老化防止に役立ちます。

顎を強くする

よく噛むことで顎の筋肉や骨が強くなります。

脳の活性化

ガムを噛むと脳の血流量が増加し、脳が活性化するので集中力や判断力・記憶力が増すといわれています。噛むことによる刺激は認知症の予防にも効果があるそうです。

リラックス効果

ストレスがある時にガムを噛むと、脳の扁桃体という部分が働き、ストレスによって負担がかかっている体を楽にする働きがあります。

噛むことはいいことばかり！！
咀嚼の持つ新たな価値。
ガムでストレスが減って免疫物質量がアップ！

２０代～５０代の健康な男女５０名を２組に分け、１組に一日３回ガムを噛んでいただき、２週間続けてもらった場合と、ガムを噛まなかった場合とを比較しました。
その結果、ガムを噛んだ場合はネガティブな気分が減少しました。
咀嚼の刺激によって分泌される唾液の中に、ウイルスや細菌と戦う免疫物質「IｇA」が含まれています。一定時間かみ続ければその間に唾液分泌が促進され、それに伴って「IｇA」が増えると言われています。その「IｇA」濃度がアップすることも確認されました。
他にも自律神経のバランスが改善したというデータもあります。
幸せホルモンが分泌されて、ストレスが軽減されることもわかり、それにより免疫物質量がアップするかも？！といいことばかりですね。

では、どんなガムでもいいのでしょうか？！
一般的にガムと言ってもたくさんの種類があります。
ガムの甘味料として含まれる糖アルコール（キシリトール、マルチトール、エリスリトールなど）、パラチノース、アスパラテーム、ステビアなどは、虫歯の原因となる酸を作る力が極めて低いとされているものですが、そのようなガムの中には、それらに加えて、酸を作りだす力がある糖類（砂糖、ブドウ糖、麦芽糖、水飴、果糖など）も入っている場合がありますので、どのガムでも良い！というわけではありません。
その中でのおすすめしたいのは、歯科専売のキリシトール１００％のキシリトールガムです！こちらは甘味料としてキシリトール１００％なので、歯にとっても安心です。歯科医院おすすめのガムになります。

ガムを噛む！簡単な習慣で今日から行える健康法をぜひお試しください。

～大紀元　EPOCH　TIMESより～
歴代中国後提の平均寿命が３９歳だった中、８８歳と長生きだった乾隆帝(けんりゅうてい)（１７１１－１７９９）が日頃から行っていた健康法のひとつに『歯常叩(しじょうこう)』というものがある。
これは、上下の歯を日に何度か意識的に噛みあわせる気功術。
歯の動揺や脱落を防ぎ、顔に筋肉の血行をよくする効果があるとされていた。
(参考：大紀元EPOCH　TIMES)

～噛む事はいいこと！のお話でした～