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- 2025年4月23日
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舞台裏とは?
歯科医師の仕事はどんな事をしているのかご存じですか?
治療をして終わり!ではなく、治療以外にも色々な仕事があるのです。
診療科目や診療時間、一日の患者数などによって歯科医院のやり方により
様々ですが、中々ハードな一日をご紹介します。
◆ 朝:診療前からすでに仕事は始まっている
⏰ 8時15分 出勤&準備
出勤したらすぐに、その日の予約状況や治療内容を確認。
スタッフと軽いミーティングをして、スムーズな診療のために情報を共有します。👉 ここがポイント!
「今日は〇〇さんの抜歯がある」「前回の処置はどうだったか」など、事前にしっかり頭の中で“患者さんの1日”をシミュレーションしているのです。
◆ 午前:診療タイム
⏰ 9:00~13:00 診療スタート
予約の患者さんが次々と来院。
虫歯治療、歯周病の処置、義歯の調整、小児対応…とにかく多忙!診療内容、カルテの入力作業も歯科医師のお仕事。
👉 ここがポイント!
診療は常に時間との戦い。1人あたり30分の限られた中で、正確かつ丁寧に治療を進めていきます。
失敗は許されない中で緊張感のある集中時間が続きますが、患者さんにはリラックスしてもらう必要があるので、心の余裕も必要です。◆ 昼休み:訪問診療 お昼休み
⏰ 13:00~14:00 訪問へ出発
(訪問担当の歯科医師がお休みの時)外来に来るのが難しい方へ施設やご自宅に歯科医師がお伺いする訪問歯科診療。
Ⅰ人~3人の患者様の訪問診療をお昼休みに行っています。
◆ 午後:診療タイム
⏰ 14:00〜18:00 午後の診療
午後は会社帰りの社会人や、学校帰りの子どもなど、来院のピークタイム。
急患の飛び込みが入ると、一気にスケジュールが崩れることも。みなさま、予約のお電話をいただいてからのご来院をお願い致します。
👉 ここがポイント!
「今日は定時で終わるぞ!」と思っていても、急な抜歯やトラブル対応で残業になることも。
スタッフと連携して、臨機応変に対応していく力が求められます。◆ 診療後:片付け・振り返り・明日の準備
⏰ 18:00 診療終了
診療が終わってもすぐには帰れません。スタッフと協力して治療器具の片付けや滅菌、カルテの記録、翌日の準備まで、やることは山ほど。
👉 ここがポイント!
患者さんに安心して通ってもらうには「見えないところの丁寧さ」が大切。
その積み重ねが、医院全体の信頼につながります。◆ まとめ:歯科医師の1日は“治療”だけじゃない!
歯科医師の仕事は、ただ歯を治すだけではありません。
診療の準備から、患者さんとの信頼関係づくり、スタッフとの連携、経営や書類業務まで、実に多岐にわたります。忙しさの中にもやりがいがあり、「ありがとう」の一言に救われることも多い仕事です。
これから歯科医師を目指す方や、歯医者さんに通っている患者さんにも、「こんな世界があるのだと少しでも伝わればうれしいです。