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- 乳歯が抜けていないのに後ろから永久歯が生えてきた!!
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- 2024年11月22日
- 乳歯が抜けていないのに後ろから永久歯が生えてきた!!
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乳歯の後ろから曲がって永久歯が生えてきた!
今回は乳歯から永久歯に変わる時によくある症例についてお話します。
〇乳歯が抜けていないのに後ろから永久歯が生えてきた!!
親御様からよく「乳歯が抜けていないのに後ろから永久歯芽生えてきたけど大丈夫ですか?」という、
ご質問をよくいただきます。
しかし、お子さまの歯の成長過程でよく見られる現象なので、ご心配はいりません。
これを「二重歯列」や「シャークティース」と呼ぶこともあります。
どうしてこういった現象が起こるのでしょうか。
- 乳歯が自然に抜ける前や、まだ抜ける準備ができていないのに、
永久歯が先に生えてきた。
- 口の中に十分なスペースがなく、永久歯が正しい位置に生えにくい場合があります。
この状況は一般的に心配する必要はありませんが、以下の点に注意すると良いでしょう:
乳歯が長期間残っていたり、永久歯が不自然な角度で生えている場合は、歯科医に相談しましょう。歯科医の判断で乳歯をすぐに抜歯する必要がある場合はご提案させていただく場合もあります。
心配な場合や痛みがある場合は、歯科医に診てもらうことをお勧めします。歯科医は適切なアドバイスや治療を提供してくれます。
〇乳歯の後ろから曲がって永久歯芽生えてきた!
永久歯が曲がって生えてくることも子供の成長過程ではよくあることです。これにはいくつかの理由がありますが、多くの場合は深刻な問題ではありません。ただし、以下の情報を参考にして、必要に応じて対処するのが良いでしょう。
永久歯が曲がって生えてくるのはなぜ?
- スペースが不足している:
- 永久歯が生えるのに必要なスペースが不足している場合には、歯が曲がって生えることがあります。
- 歯の並びや位置の問題:
- 歯の発育や顎の成長によって、歯が正しい位置に生えにくいことがあります。
- 習慣や癖:
- 指しゃぶりや舌で歯を押す癖があると、歯が曲がって生える原因になることがあります。
どうすれば良いですか?
- 経過観察:
- 永久歯が生え始めたばかりの場合、成長と共に自然に正しい位置に移動することがあります。定期的に経過を観察させていただきます。
- 歯科医の診察:
- 歯が大きく曲がって生えている場合や、成長と共に改善しない場合は、歯科医に相談しましょう。歯の位置や成長の状況を考慮して、矯正治療など、次の対策についてご説明させていただきます。
予防!
指しゃぶりはやめましょう!!
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- 指しゃぶりや舌で歯を押す癖がある場合、歯列に影響を及ぼす場合があります。長期にわたり癖が続く可能性があるので、なるべく早い年齢の時期にやめる事をお勧め致します。
お口を閉じましょう!!
〇口が開いていると、口の周りの筋肉(口輪筋)が緩み、歯並びが悪くなります。
口を閉じることで、口輪筋の働きにより歯を正しい一に誘導します。
普段から口を閉じて鼻で呼吸することを心がけましょう。
まとめ
永久歯が曲がって生えてくることは一般的な現象で、多くの場合は心配する必要はありません。しばらく経っても歯列が改善しない場合や、痛みがある場合などは、歯科医に相談する事をお勧めいたします。早めに対処することで、将来的な歯並びの問題を予防することができます。