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- 知っておきたい!歯科衛生士と歯科助手の違い
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- 2025年2月7日
- 知っておきたい!歯科衛生士と歯科助手の違い
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歯科衛生士と歯科助手は、どちらも歯科医院で診療に関わる職業です。
しかし、同じ歯科スタッフでも役割や資格、業務内容には大きな違いがあります。
どのような違いがあるのでしょうか?
資格の有無
歯科衛生士は、専門学校や大学を卒業し、国家資格を持っており、
歯科衛生士法に基づき、一定の医療行為を行う事ができます。
例えば、歯石除去などの口腔内清掃、フッ素塗布などを行う事が可能です。
一方、歯科助手は資格が必須ではなく、学校に通う必要もありません。
そのため、歯科衛生士のような一定の医療行為を行うことはできません。
診療補助は歯科医師や歯科衛生士の指示の基、サポートすることに限られます。
歯科衛生士
- 国家資格が必要です。
- 歯科衛生士になるには、歯科衛生士養成学校(専門学校や大学)で所定の課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。
歯科助手
- 資格は必須ではありません。
- 専門学校や民間の資格講座でスキルを学ぶことも可能ですが、未経験から働き始めることもできます。
主な業務内容
業務内容についても歯科衛生士と歯科助手では異なります。
歯科衛生士は、診療時間中に患者さんへのカウンセリング後、
歯科医師の指示のもとで予防処置などを行います。定期検診で受信された方の
歯石除去やブラッシング指導、フッ素塗布など、患者さんの口腔衛生状態の管理がメインの業務内容になります。
一方、歯科助手は患者さんの誘導、片付け、チェアー清掃など、診療前後の患者さんのサポートを行います。
受付業務や電話対応も歯科助手が行う医院も多くあります。
歯科衛生士
- 患者さんの口腔ケア(歯石除去、ブラッシング指導、フッ素塗布など)。
- 歯科医師の指示のもとで予防処置や診療補助を行います。
- 患者さんへの健康指導(食生活アドバイスなど)。
- 口腔衛生管理。
歯科助手
- 診療の補助(器具の準備や片付け、患者さんの誘導など)。
- 受付業務や会計業務、電話対応。
- 院内の清掃や器具の洗浄・消毒など、クリニック全体のサポート。
勤務先はどんなところがあるのか
国家資格がある歯科衛生士は歯科医院だけが勤務先ではありません。
保健所などで市などが行っている歯科検診の管理や、自宅や施設で口腔衛生管理を行う訪問歯科など幅広く活躍することができます。
歯科衛生士
歯科医院や病院、訪問歯科、保健所、介護施設、教育機関など、広い分野で活躍できます。
歯科助手
主に歯科医院やクリニックで働きます。
給与や待遇
歯科衛生士
- 専門職であるため、歯科助手に比べて給与は高めです。
- 資格手当や研修費の補助などがある場合も多いです。
歯科助手
- 給与は歯科衛生士に比べると比較的低めですが、無資格、未経験からでも働けるメリットがあります。
まとめ
歯科衛生士は国家資格を持ち、専門的な技術や知識を活かして患者のケアや診療補助を行う専門職。
歯科助手は資格が不要で、受付業務や器具の準備など診療全体を支えるサポート役。
歯科業界で働きたい場合、自分がどのような役割を担いたいのかを考えて、目指す職種を選ぶのが良いでしょう!